組織の構成メンバーがどのような気持ちか、どのように活動等に参加しているか、どのようなコミュニケーションがなされているかといった「メンバー間の互いの関係性」など、人と人との間で起こっていること「ヒューマンプロセス・人間的側面」に着目した、「自立自走組織づくり(組織の自己変革)」を「応援」するコンサルタントのことです。経営コンサルタント(他者)と組織との関係は次の通りです。

コンサルのタイプ イメージ コンサルの役割 組織のメリット
     教師型 組織を後ろから押す 課題解決に必要な知識や技術等の「解決策」を教える。ティーチングを行う。 技術的課題解決を円滑に行うことができる。課題解決に必要な解決策を入手することができる。
     コーチ型 組織を前から引っぱる 課題解決に必要な知識や技術等の「解決策」を準備する過程を支援する。コーチングを行う。 課題解決に必要な解決策の気づきが促進され、課題解決力を強化することができる。
     診断型 組織を斜め前から引っぱる 現状把握を行い、「課題設定」の支援を行う。仮説検証アプローチによる支援を行う。 現状把握の時間コストが削減でき、課題設定の過程を学ぶことができる。
     伴走型 組織と伴走・並走する 現状把握及び「課題設定」の支援を行う。課題設定を誘導せず、ファシリテーターあるいはカタライザーとしての役割を果たす。 「本質的な(真の)課題」の設定力を強化することができ、有効な課題解決策を立案することができる。