社長が3秒黙れば社員が自立する「3秒ルール」

みなさんこんにちは、(^o^*)

突然ですが、「3秒ルール」ってご存知ですか?

実は、社員の自立性を伸ばす「3秒ルール」というのがあります。

その自立性が育つ「3秒ルール」というのは、何かといいますと、社長が会議で、「3秒黙る」というものです。

では、解説しますね。

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「うちの社員は、会議の時に意見がなくて…」

社員に対するお悩みを聞いているなかで、

「うちの社員は、会議の時に意見がなくて…」

という社長がいます。

実は、意見がないのには、理由があるんです。

私が企業の会議に同席してみると、社長がひとりで、まぁよく喋るんです(笑)。

自分で問題を投げ掛けておきながら、結局は、答えまで喋っている。

これでは、社員は意見を出さなくなりますよね。

「3秒黙って!」

ある日、「社長、社員に意見を出してもらうために、喋りたいのを3秒黙ってみて下さい」と言いました。

社長は喋りたくて喋りたくてたまらない感じでしたが、グッと堪えて、黙ってました。
さあこれで、うまくいくと思いきや、社員からはなかなか意見が出てこないんですね(泣)。

それも、仕方ないです。だって、今まで意見を出し慣れていないのですから…

そうしたら、しびれを切らした社長が、驚くべき行動に出たんです。

皆さん、何をしたと思いますか?

 

なんと! 答えを誘導し始めたんです。ヒントを出しまくったんですw(*゚o゚*)w

―― おい社長、任せられないという気持ちはわかるけど、それでは何もならないよ。

と私は心の中で強く思いました。

「相互に意見交換してる!」

一方で、どんなに話したいときでも、「3秒ルール」 をグッと堪えてつづけた社長がいました。

その結果、なんと、ナントナント! 数か月後、びっくりです。

会議では、社員がいろいろ改善策や、お客様のための提案をしているではありませんか!

さらにその他に何か変化があったかを社長にお訪ねしたら、

「あまり仲が良くなかった、営業部と製造の現場スタッフが今では、相互に意見交換しているよ。」

と予期せぬ効果も出ているというのです。

 

経営者の皆さん、ここは、3秒だけでよいので、グッと堪えて、社員に任せてみませんか?

思わぬよきことが起こるかもしれませんね。